永城丸Eijo maru

永城丸(東亜海運:2276総トン)

 三菱の管理下に入った上海の江南造船で建造された戦時標準2D型13隻の一つ。連合軍の日本本土進攻に備えた防備機雷原強化のため1945年1月に徴用され、特設敷設艦に改装されたが、工事完了から2か月後の6月17日、北海道西方で米潜「スペードフィッシュ」の雷撃を受け沈没。

Eijo maru (Toa Kaiun, 2276grt) IJN Aux. Mine Layer
Completed in Sept 1944.
Sunk on 17 June 45 off Hokkaido by USS Spadefish (SS-411).

<作例について>
 実船写真に基づき特設敷設艦改装時を再現。正式な艦籍に入った姉妹船「箕面」とのわずかな違いもできるだけ拾っています。切羽詰った状況の割にかなりしっかりした改装が施されていたのがわかります。

Model: Eijo maru as mine layer. Loa=131mm.



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