吾妻山丸Azumasan maru

吾妻山丸(三井船舶:7622総トン)
三井船舶がニューヨークライナーに参入すべく、政府助成を利用して建造した第1船。玉造船所に特有のデザイン処理は、のちの「報国丸」や「摩耶山丸」などにも引き継がれる。42年10月15日、ガダルカナル島第1次増援船団として行動中タサファロンガで米軍機の攻撃を受け沈没。

Azumasan maru (Mitsui Senpaku, 7622grt) IJN Aux.transport.
Completed in May 1933.
Sunk on 15 Oct. 42 at Guadalcanal Island by US aircrafts.

<作例について>
海軍特設運送船となった太平洋戦争中の姿を再現。木板張りの上甲板や台形平面の1番倉口など、三井特有のデザインテイストが満載。どちらかというと商船ファンにとって興味深い作例なのでは。

Model: Azumasan maru in 1942. Loa=206mm.



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