淡路山丸Awajisan maru

淡路山丸(三井船舶:9794総トン)

三井船舶が建造したニューヨークライナーで戦前最後のクラス。貨物船離れした豪華な船容を誇ったが、1941年7月徴用され太平洋戦争開戦劈頭のマレー上陸作戦で最前線のコタバル地区に突入、英軍機の空襲と蘭潜水艦の雷撃で沈没し、日本商船隊最初の損失となった。

Awajisan maru (Mitsui Senpaku, 9794grt) IJA Military transport.
Completed in July 1939.
Torpedoed on 12 Dec 41at Kota Bharu by Dutch submarine K-12.

<作例について>
「綾戸山丸」として作った作例ですが、同船の再製作に伴い「淡路山丸」に改装しました。船橋前面の窓の形状に違いがあり、作例でも手を加えています。最も危険な地区を担当しながら最終時の武装は野砲1門といわれています。

Model: Awajisan maru in 1941. Loa=222.5mm.



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