赤城山丸Akagisan maru

赤城山丸(三井船舶:4634総トン)

 三井物産がディーゼル船とレシプロ船の比較実験のため、同一船体でレシプロの「秋葉山丸」とともに建造した貨物船。もっとも初期のディーゼル外航貨物船のひとつとして造船史上に重要な役割を演じた。大平洋戦争では陸軍輸送船として行動、44年12月7日、多号第八次船団に参加してレイテ島サンイシドロ海岸に強行擱座、米軍機の攻撃で炎上全損となった。

Akagisan maru(Mitsui Senpaku, 4634grt) IJA Military Transport
Completed in July 1924.
Sunk on 7 Dec 1944 at San Isidro, Leyte by US aircrafts after ran aground voluntarily.

<作例について>
 1944年12月の最終時を再現。武装は当時の船砲隊員の人数を参考に推定配置しています。船体は本船図面をもとにしていますが、意外とスマートな平面形をしています。

Model: Akagisan maru at her lost. Loa=169.5mm.



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