
千葉県浦安市立日の出中学校・小学校
数学者の秋山仁です。はじめてお手紙を差し上げる失礼をお許し下さい。
全国の中学生に正多面体に潜む美しさや不思議を実感していただきたいという目的で、山口県在住の木工作家、中川宏 様が廃材を利用して正多面体を長年に亘ってコツコツと作成されています。
私事で恐縮に存じますが、実は、今から四十数年前、私が杉並区立の中学校に通っていた頃、正多面体についての解説を数学の先生から伺い、大変関心を抱き、それがひとつのキッカケとなり、現在、数学(特に多面体)の研究を業としております。
そんな経緯で、東北大学の川添良幸教授や宮城がんセンターの佐藤郁郎先生が中心となり運営されているNPO法人"科学協力学際センター"の仲介により、中川様を紹介していただきました。
全国の中学生たちに、数学に興味、関心を抱いていただく活動に、私も微力ながらお手伝い出来れば幸いと考え、本日、ここに正多面体セットおよび、どのように中学校(多面体は中学1年で履修)の授業で活用可能かの私案を添えて、送付させていただくことになりました。
以前に、ご連絡いただきました希望校数分だけ、多面体セットをお送りいたします。
お手数を煩わせ誠に恐縮に存じますが、ご希望の学校にお渡しいただければ幸いに存じます。
草々
秋山仁
発泡スチロールの立方体から正12面体を切り出すキットです。
発泡スチロールの立方体を簡単に3等分できます。角錐の体積の公式の理解に役立ちます。
展開できる正多面体の模型です。広島の視覚支援学校の先生のアイデアから生まれました。